マインドリカバリープログラム(M.R.P.)の対象受講生・・・・
・心の病で悩んでいる方
・従業員のストレスマネージメントを進めていきたい企業。(企業向けコースが用意してあります)
・自律神経の乱れで不眠など様々な症状にお悩みの方。
・起立性障害などストレスによる症状が出ている子供、学生。
・慢性病や長年体の痛みで苦しんでいる方。(体の痛みはM.R.P.の無痛自律神経療法でその場で痛みが無くなったり、大幅に軽減する場合が多いです)
・長年薬を飲んでいるのに効果がなく、薬以外の方法で回復を図りたい方。
・不安感、社会からの疎外感で苦しんでいる方。
・自分の性格を変えていきたいと思っている方。
・クローン病などの難病で苦しんでいる方。
・その他様々な悩み事で苦しんでいる方。
マインドリカバリープログラム(M.R.P.)・・・・
当法人の画期的な心の回復システム、「マインドリカバリープログラム(M.R.P.)」の根幹を成すのが以下の3つです。
・坐禅呼吸法
・合掌瞑想法
・無痛自律神経療法
坐禅呼吸法 (マインドフルネス)・・・・
2500年前、釈迦は菩提樹の下で坐禅瞑想をして悟りを開きました。坐禅の一番大切な要素はその形ではなく呼吸法にあります。欧米ではこの坐禅呼吸法をアレンジしてマインドフルネスと言って実践しています。私達は正しい坐禅の組み方と呼吸法を宗教的な側面を省いて教えています。また坐禅呼吸法は修得すればもちろん一人でできますが、仲間と一緒に坐ることにより相乗効果が出ます。近年になってMRIなどの検査機器が開発され、坐禅呼吸法を続けている人と坐禅をしていない人の脳を比較した時に明らかな違いがあることが分かりました。
正しい指導のもとに坐禅呼吸法を続けていくと、前頭葉にある背内側前頭前野という脳の器官が分厚く発達することが分かったのです。この背内側前頭前野という器官は物事を客観的に見る脳の器官です。この器官が発達するとセロトニンなどの脳内鎮静物質の分泌が正常になります。感情の起伏が小さくなり、自分の気持ちに流されにくくなっていきます。結果的には自分自身も客観的に見ることができるようになり、心が平穏になっていきます。欧米の研究ではコルチゾールによって破壊された脳の海馬が数か月間の坐禅呼吸法(マインドフルネス)の実践によって5%増大したという報告もあります。アメリカの臨床心理学教会では坐禅呼吸法(マインドフルネス)がうつ治療の根幹を成すとまで公表しています。
合掌瞑想法・・・・
合掌瞑想法は正しい指導のもと指示に従って宇宙をイメージしていきます。これに関しては科学的な検証はまだ十分なされていませんが、終わる頃には自分と宇宙との一体感を感じます。この「自分も宇宙の一部である」という一体感が落ち込んでいた心に力を与えてくれます。これは言葉で理解するというより、まずは自分自身で体感すると良いでしょう。人間は大脳の多くの分野を両手を動かすことに使っています。手を合わせることで大脳を使う領域が減り、より深い瞑想をすることができます。しかしここが重要なのですが、この合掌瞑想法を続けていくと自分に運を呼び寄せる効果が期待できるということです。ほんの数回合掌瞑想法を実践しただけで仕事がたくさん舞い込んできたという自営業の人もおられます。また長年うつ病であった人が、合掌瞑想法を実践ことにより心が落ち着いてきて自分だけではなく、みんなの幸せを願う気持ちが自然に心に湧いてきて元気になったという人もいます。合掌瞑想法により心身が健やかな状態になり、運を呼び寄せることもできるのだと考えています。「心身ともに病んでいる人と、心身ともに健やかな人とどちらが運を呼び寄せることができるか?」と考えるとこのような結果には必然性あると言えます。
無痛自律神経療法・・・・
無痛自律神経療法は当社団法人の関連施設である「三島療法院やすらぎ」で行います。認定された施術者が体の各ポイントに効果的に触れることにより、自律神経を通して脳に「心地よい」という信号を送る療法です。この「心地良い」という信号が体の各部から脳に入ってくると、脳は交感神経により筋肉や身体の器官へ出していた緊張信号の発信を停止していきます。結果として筋肉や各器官の緊張が緩和され、脳や体がリラックスしていきます。生理学的には体のどの細胞や器官も緊張状態の中では回復しません。脳や身体の各器官がリラックスした状態になって初めて効率的な回復が始まります。多くの場合はその場で変化や改善を実感できるでしょう。最初に入会される方は坐禅呼吸法、合掌瞑想法をする前に、無痛自律神経療法を受け、乱れている自律神経のバランスを整えることをお勧めします。
心と身体のセミナー・・・・
最後に心と身体の知識、薬などの化学療法の実態などのセミナーを新入会員を対象に行います。マインドリカバリー協会では知識にそれほど重点は置いていません。なぜなら頭で理解したように心は動いてくれないからです。もし知識だけで心が理解した通りに動いてくれるのならば、よりよく生きられる本を何冊も読んで理解すればよりよく生きられるはずです。しかし書店や図書館には多くの本がありますが、それらを読んで理解した上でまだ心が病んでいるのですから知識で心は治らないというのは事実です。とは言え、知らないよりかは知っていた方が良い知識もありますので、受講生には理事長による心と身体のセミナーを行っています。理事長の著書「気にしない練習」は日本各地の図書館にも置いてあります。また海外の出版社でも外国語に翻訳して出版されています。新入会員の人は是非新入会員セミナーを受けることをお勧めします。
代表理事の著書「気にしない練習」(株)ワニブックスより出版